摺上川の環境整備

摺上川ダム上流から飯坂温泉街を流れる摺上川ですが、東日本大震災以降ほとんど整備がされていませんでした。流域の美化と景観の保全だけでなく、台風や集中豪雨、土砂災害といった自然災害の防災面からも樹木伐採や堆積土砂を撤去する必要があります。

特に草や木の根は堤防を少しずつ弱体化させ亀裂を生じさせやすく、豪雨時に堤防の決壊を誘発する危険性が指摘されています。数年来、訴え続けていた河川の雑草木の撤去が始まりました。


また、摺上川は県管轄の河川であるので、県へ強く要請したところ、7月21日に県との合同調査が行われ、今年度は伐木・河道掘削を実施する予定との返答があり、2020年9月より下流域から工事が始まりました。


2019年9月定例会の一般質問で質問しました。福島市の回答は、「水流の妨げになり、災害時は橋に引っ掛かったりして溢れる原因となったり、その木が原因で施設が破壊されることのないよう、市独自の事業として水害対策パッケージをつくり雑草木を除去する事業を始めている」とのことでした。